未知数Xを求めて

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未知数Xを求めて

21世紀流グローバルサバイバルのススメ

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人生の意味を考え、師匠に出会った大学時代/僕の人生③

「人生の意味とは何か?」問い続けた大学生時代

 

*写真は知る人ぞ知る大学のとある場所にて。

 

桜満開の4月。京都の大学に進学が決まり、期待と不安を胸に校門をくぐった。

大好きな音楽をやりたいと、入ったサークルでは、1年程度楽しくやっていた。

 

しかし、何となく過ぎ去っていく日々の中で激しい「虚しさ」を感じ、

サークルのメンバーに別れを告げた。

 

また、後を追うかのように、高校時代から大好きだった彼女に、別れを告げられた。

「何かしてあげたいと思わなくなった。」と。

大学2年で再び強烈な「孤独」が訪れた

それまで群れていた「仲間」から離れ、「彼女」からも離れ、一人になった。

 

その後、軽い鬱状態となり、時折自分を襲う「孤独」の正体と向き合わざるを得なかった。

「生きる意味とは何か?」

「この世で成すべきこととは何か?」

答えの無い問いに対して、向き合い続け苦しんだ。

 

自己啓発本や哲学書など、何百冊の本を読み漁り、考えた。

自分自身への自信の無さから、「意識高い風」の活動にドハマりし、

「自分は周囲の学生よりも秀出ているんだ!」

「意識の低い学生は悪だ!」

と豪語し始めた。(笑)

 

学生時代にやった、意識の高い(笑)と思われることは以下だ。

*意識の高い(笑)活動とは、承認欲がベースとなって、

周囲と比較し優越感を感じるための活動のことである。

 

・全国の学生を集めて、社会問題について議論する合宿の主催

・「イケイケ集団」という頭のおかしい人間達3人が集まり、結集した団体の活動

・複数のビジネスプランコンテストへの参加

・あらゆる「勉強会」への参加

・あらゆる「交流会」への参加

 

また余談となるが、僕は意識高い(笑)活動を全く否定しているわけではない。

むしろ、学生には圧倒的に意識の高い(笑)時期があったほうが良いとさえ思っている。

これらの活動からは、今でも深く付き合える素晴らしい人間関係を得ることができた。

意識高い学生(笑)を傍観して否定することで、優越感を感じる人間は、

結局構造的に意識高い学生(笑)と同じである。

 

松下幸之助の直弟子であった、師匠との出会い

 

写真は松下幸之助である。

 

ある日、たまたま見ていたmixiの掲示板で友人がシェアしていた講演会に行った。

登壇者は50代くらいの、独特のオーラのある方であった。

 

講演のテーマは、

「今後100年で世界はどうなるか?」

「その中で、個人が取り組むべきことは何か?」

なんとも怪しかった(笑)

 

世界が歩んできた文明に共通する法則、

東洋的な思想の普遍性、幕末の志士の想いなど、

松下政経塾で、松下幸之助を師とし、

直接指導を受けてきた彼の言葉には、時空を超えた重厚感があった。

 

気付けば、僕は彼に駆け寄り、こう言っていた。

 

「弟子にして下さい。」と。

 

それ以来、師匠のカバン持ちとして、多くのことを学んだ。

 

東洋思想の「全体性」の概念や、

坂本龍馬や吉田松陰などの幕末の志士達が行ったこと、

激動の21世紀において日本が成すべきことなど、

抽象度が非常に高く初めは殆ど理解ができなかったが、

時代を大局的に捉え、個人が果たすべき役割についての考え方を学ぶことができた。

 

 

また、師匠が隔月で開催していた政治家・経営者向けの合宿の運営は非常に刺激的だった。

全国から志を持った政治家や経営者が集まり、各々の人生の棚卸を行い、

師匠が今後の方向性についてアドバイスをするというものだ。

 

「自分の原点を振り返り、これからの時代において何を成すべきかを考えよ」

師匠が繰り返しおっしゃっていたことだ。

 

人生で何かを成したいという志を持った大人たちとの出会いは、

まだ大学2年の僕にとっては衝撃的であり、彼らをとてつもなくクールであると感じた。

 

しかし、どんなに人と会って話しても、僕の中の「孤独」は決して癒えることはなかった。

 

「人生において、何を成すべきか?」

そして、

「日本を変えるためにどうすればよいか?」

いきなりスケールが大きくなる(笑)

 

その問いに答えるには、世の中のことに対してあまりに無知であった。

 

世の中のことをもっと知りたい。

これまで観たことのない世界を見てみたい。

その好奇心が、僕を次の行動に誘った。

 

次に続く。