未知数Xを求めて

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21世紀流グローバルサバイバルのススメ

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得意、不得意の差異が極端すぎて入社して挫折しまくる/僕の人生⑤

人生において「できること」「できないこと」の差が激しすぎる

 

 

実は、入社前からずっと心の奥底に不安を抱えていた。

その不安の正体はこれだ。

「できること、できないことの差が激しすぎる」

 

インドでのフリーペーパー事業や、東南アジアの起業家を取材する活動は、自分の得意分野であり、

「できる」かつ「やりたい」かつ「求められる」

の3条件を満たせているという自負があった。

 

しかし、学生時代アルバイトなどを振り返った時に、

どう考えても拭えない不安があった。

 

具体的には、アルバイトで以下の事象が起きていた。

・京都の居酒屋のアルバイト

同時に殺到するオーダーをさばききれず、ミスを連発した。また、聴覚的な情報処理が苦手で、オーダーを聴き逃し、客から切れられることが日常茶飯事だった。その結果、店長との関係は非常に悪くなり、実質的な「クビ」を宣告された。

 

・ホテルのアルバイト

言われたことをスピーディーかつ正確に行う業務であった。具体的には、皿の配膳や机や椅子の移動など瞬発力が求められた。しかし、聞き取りや認識のズレが多く、他の大勢のバイトメンバーの前で罵声を浴びせられた。精神的に辛くなって自分から退職した。

 

・引っ越しのバイト

荷物を運搬中にあらゆるものにぶつけ、マネージャーから怒鳴られ続けた。暴力も振るわれた。

 

「苦手意識」という心理的変数を考慮に入れても、

あまりにも致命的なエラーが起き続けていた。

 

 

人一倍向上心があり、ミスは逐一メモし、間違えたら心から謝罪し、

ミスを繰り返さないように、家に帰ってからも脳内でシミュレーションを繰り返す。

 

それでも、ダメだった。

 

非常に悔しく、惨めで、時には自己嫌悪となり、時には社会を呪った。

 

「社会は努力する人間に、こんなにも冷たいものか」と。

 

 

新卒で配属後人生最大の挫折を経験

 

 

入社前からあった「嫌な予感」は見事に的中した。

業務内容の詳細は書けないが、とにかく勘違いやケアレスミスなど、

求められる成果から逆算して考えると、あまりに致命的なエラーが多かった。

 

気付けば、それまでの自信は完全に打ち砕かれ、

完全に無気力となり、激しい落ち込みに苛まれた。

業務に着手することさえできず、遅延し、多くの関係者に迷惑を掛けた。

 

「やっぱり、自分はダメな奴だったんだ」

 

過去の失敗体験が走馬灯のように脳内に再生される。

その過去に縛られ、諦めの感情に支配される。

 

「やっぱり、自分は何をやってもダメなんだ」

 

周囲の配慮でいただいたアドバイスも、

まともに聞ける精神状態ではなかった。

 

同時に「人」が怖くなり、

自分の悩みさえも、誰にも打ち明けることができなかった。

 

「集団の中の孤独」

 

当時の心理状態を一言で表すなら、

この言葉が最適であると考える。

 

 

 

多くの人に迷惑を掛け、

多くの人を傷つけ、

同時に自分も傷つけた。

 

多くの人に誤解を与え、

それが誤解であるとの弁解もできず、

ただ「諦め」の感情に身を委ね、

「クラゲ」のように、漂う生き方をしていた。

 

そんな調子が秋まで続いた。

 次に続く。

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